2019.9.13 雲海

もう9月じゃないですか。この遅筆さ。うーむむ。こんなんじゃ病気の記録とは言えませんね。ぬははは。症状や進行具合が分からん!
ブログはいっぱい書きたいのですが、思い考えることが多すぎて言葉にできず混沌としています。
僕自身は元気にはしていますよ。ただ指がかなり辛いです。動くの一本だしね。文字打ちがね。そして息苦しい。呼吸がね。やっぱり進んでいる、ということですな。
今回も長くなります。だって、ちょっとずつしか書けなくて日を変えて読み返すとドンドン足すばかり。クドイですからねえ、わたし。

最近は何だかイヤ~な世の中の回り方ですねえ。どこかでみんなちょっと怒ってる様な。そんなザワザワ感がくるくるしています。
ステレオタイプの人が増えたとかじゃなくて(そういう志向性は今に限らず昔から多くありますし)、匿名性が標準化されてきたことは多少影響あるとしても、全ての人が自分を俯瞰に見られない訳じゃない。
それでも坂道みたいにワワワーっと押されるでしょう。なんだか満員電車に詰め込まれて目的地も知らずにワワワーって乗ってる感じでしょう。
いやいや、自分は一人でホームの上からその電車を冷静に見ていますよと思っている人も、実はそのホームを選んだのは自分の意志じゃないかも知れません。誰かがこっちだと手招いた階段をワワワーと降りてきたことに気付いていないのかも知れません。
おーっ、また訳分からんこと書いてるー。むむむー、久しぶりだから良いのだ!

とにかくザワザワだか、ワワワーだか、波立って気持ちが落ち着かないでしょう。その雲海のようなうねりから何とか顔を出さなきゃね。
「明日のお弁当まだ決めてないのにー、あなた、たまには自分で作りなさいよ!」
「オレ明日仕事いっぱいあるんよねー、準備もせなあかんし」
「そんな! 準備も仕事も会社でするんでしょ、何で朝お弁当が作れないってなんのよ!」
「いや、ほら、忙しく働いたお昼にさ、愛妻弁当がやっぱり、おいしいっていうかさ」
「何でこんな時だけ愛妻弁当とかって言うのよ、いつもは残り物ばっかって言うクセに」
「いや口には出せへんやん、美味しかったよとかさ、やっぱり作ってもらうと元気でるわー」
「もう勝手ばっかり、たまには手伝ってって言ってるのよ、あーほらタカシ、もう寝る時間でしょ!」
「そうだタカシ、お父さんと一緒に寝ようなー、明日早いしなー」
「ちょっと逃げる気? あ、また某問題テレビでやってるわ、あなた見て」
「ん、またか、どっちがホンマなんやろな、って言うか悪者探しやな?」
「そうね、誰かが悪いってばっかりね、誰かが言って、それにまた被せて」
「そんで、それが覆ることが出てきたら、手のひら返すんやろ」
「そうね、みんな自分が正しい、って言いたいみたい」
「あかんな、オレたちは流されたらあかん、芯はいつも同じじゃないとな!」
「あら、格好良いこと言うじゃない?」
「当たり前やん、オレたちは流されたらあかん、ほな寝るわ」
「あ、お弁当どうすんのよ!」
「うん、芯曲げたらあかん、いつも通りせなあかん、なータカシ~、お母さんのお弁当美味しいなー」
「もう!」

という一家が居るかどうか知りませんけれど。
ただね。思うんです。この空回りしている世の中をちゃんと分かっているだろうかと。どこに向かって船は進んでいる? 押し流されていないかい? 揺れ迷っていないかい?
見誤ってはいけない。正義なんて自分が決められることじゃなくて、優しさなんて自分で測れるものじゃないのに。それらは、相手が感じるものなのに。
いやいや、偉そうなことを言ってますけれど、僕もちゃんと自分の手で自分のズボンの裾を掴んでいるだろうか。
道標はいつも自分の傍にちゃんと立っています。細長く危うい轍に何本も立っている。でもそれは僕のモノじゃない。僕に向いていて僕にしか見えないのに。
だって、それらは全部、自分と係わる人の為にあるのだもの。ちゃんとそこには書いてある。
「誰かを傷つけていないか」。

もうすぐ夏服を折りたたんで膝にのせる季節。
もしも明日が晴れならと思います。人生という明日が。引き返せない人生。生きる難しさを思います。本当に。何が正直さで、何が自分らしさなんだろうと。
気付かないうちに失ってゆく純粋さや無垢という時代。
決して自分の正義を競って押し付けるこの歪んだ世界に惑わされないで。正しく微笑んであげることが一番なのだから。行ってらっしゃい。そして、おかえり。些細なそんなこと。

テーブルの上の小さなガジュマルがまた一つ葉を広げました。どうも君はちゃんと自分の生き方をしているみたいだね。うん、少しも僕を傷つけてはいないよ。
これからの僕の人生。例え虚ろな静けさと深い雲海で見えにくくても、誰かを傷つけたナイフを拾い集めなきゃね。しんどい、と言うにはまだ早い。
誰かが感じる、痛さを忘れてはいけないね。優しさに隠れてはいけないね。正しく生きよう。

sea-of-clouds

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