2012.6.13 或る日

梅雨だからか、どうもすっきりしない。天気も僕の身体も。
もう仕方ないことですけれど、自分が動けるというか、行動範囲がとてもとても狭くなったので、想いばかりが空を飛んで、気持ちばかりが遠くへ行って、どうもおセンチになってしまいます。
長い雨は嫌だけれど、紫陽花はとても綺麗だし、曇った空は低いけれど、その切れ間の遥か向こうの空を覚えてる。思いはどんどん遠くへ行き、もう戻れない、もう叶わないことばかりに気持ちが流れていく。

確かにね。やっぱりいつまでたっても、こんな現実は受け入れられないものね。
人生が長い旅だと例えるならば、僕はどのあたりを旅しているのだろう。
それは生きてきた時間で計るものなのだろうか。それとも年齢ではなくて、自分自身の心をいくつ重ねてきたか、その思いの重さで量るものなのだろうか。
僕はどのあたりの角を曲がって、どのあたりの木陰に腰を下ろし、誰の肩を叩いて、何を自分にぶらさげて、いったいどこまで自分の歩みを進めて来られたのだろう。

小川のせせらぎが聞きたい。絵葉書のような景色に出会いたい。生まれ育った町へ行ってみたい。そこはもう、僕の知らない世界になっているのだろうか。
長い旅の途中で、いつか想い出を捨てていくのなら、出来るならば今より少しは優しくなりたい。
最近は息苦しさがつらい。手の力もまた落ちました。
振り返れば、僕の轍(わだち)には後悔ばかりが落ちているよう。

まだ時間があるのならば、僕が誰かに刺したナイフを抜き取ってあげたい・・・。そんなことばかり考えます。
今日も窓の外から子供たちの笑い声が聞こえます。季節は確実に夏に向かっています。青く晴れ渡った空を待ち望んで。
もう少し頑張ってみます。

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