2011.10.14 危機一髪

今週の月曜日でした。
朝ヘルパーさんが帰ったあと、午前11時過ぎでしたか・・・。
おトイレに行きたくなりポータブルトイレを利用し、いつものように車椅子に戻ろうとした時に、ららっ、身体がいつもより前のめりになり、ららっ、手を伸ばしても支えられるわけもなく、ららっ、落ちちゃうかな、ららっ、こりゃ落ちますな、ららっ、やっちまいました。落ちちゃいました。
それはスローモーションのようにゆっくりではありましたが、久しぶりに床に落ちてしまいました。以前、何回か落ちたことはありましたが、そのときは仰向けか座り込むように落ちました。車椅子に乗ってはいましたが、まだかろうじて自力で伝い歩きをして動けていた頃です。落ちる身体をかばえたのですね。

でも、今回は最悪なことにうつ伏せに転んでしまいました。スローモーションのようにゆっくりではありましたが、落ちてゆく身体を、その後の救出の為に捻り、かばう、ということが出来ませんでした。
僕は両手を自分の身体の中に入れたままうつ伏せに床に転んでしまいました。落ちてゆく最中、手の自由は確保しなければ、と考える余裕はあったのですが、身体を捻る力はありませんでした。落ちた僕の姿は、まるで寝袋に入れられてうつ伏せにされたようでした。僕の両手は僕の身体の下でまったく動くことは出来ず、動くのは首から先、頭だけでした。

筋肉がないということは、こういうことか・・・。
自力で動けない僕は呼吸も苦しく、いったいどうやって助けを呼べばいいのだろうかと、ああ、こんなにも呼吸が苦しいのなら、きっとこのままここで息絶えるのだなと、心より本気でそう思いました。身体は全く動かせない。うつ伏せの下で、自分の両手が自分の胸を押さえつけている。その手を身体から抜くことができない。息が吸えない。発見されるのは夜か・・・。それまできっと息は続かないだろうな・・・。

今日こうしてブログを書けているので、まあ無事に生きながらえたわけですが、危機一髪でした。う~む。今回はさすがに覚悟しました。なんと苦しかったことか。お~こわかった~。
結局、唯一動く頭を使って、数センチずつ身体を捻っていき、腕をどうしても身体の下から抜くしかなく、数時間かけてなんとか両手を抜きました。それでも腕立て伏せのできない僕は、頭を床に擦りつけたまま、手探りで携帯電話を探し当て、看護師さんを呼んだわけです。

運が良かったのは、落ちた場所がカーペットの上でしたので、首も身体も、少しずつでも滑って動いてくれたこと。これがフローリングだったなら全然滑らなかったでしょう。なので奇跡的に身体を捻じることができて、これまた奇跡的に腕が抜けたことが助かった要因でしょう。。そして携帯電話が手の届くところにあったこと。充電中などで、テーブルの上にあったなら最後でした。う~む。ぞっとするなあ。

まあ、骨折もなく無事に帰還しました。若干、足の指数本が捻挫したのと、お腹付近にたくさん青アザができたことと、肩や顔にたくさん擦過傷ができただけで済みました。汗ぐっしょりで、息絶え絶えの状態で救出されましたけれど。
今日、ボタンを押せば緊急コールが出来る新しいサービスを導入しました。とりあえず、ボタンを首からぶら下げておけば何とかなるか・・・。
もう落ちませんように。万一落ちても手を挟みませんように。
久しぶりのブログが長くなってすみません。しかし、こわかった。危機一髪のオハナシでした。ALSめ~。

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