2010.8.10 運命

運命は決まっている・・・。
そのようなことを聞いたことがあります。どうあがいたって運命は決まっているのだよ・・・。どのような人生を送ろうが、行き先は決まっているのだよ。確かにそうだろうな、と思います。
でも、僕の考えはみなさんとちょっと違うかも・・・。

みなさんが思う運命とは、「たったひとつだけ」というイメージではないですか? 何をしようが、どう転ぼうが、自分の運命は決まっている、それもたったひとつの道筋として。そう感じてはいませんか?
僕が思う、運命とは、確かに自分だけのものであり、他の誰でもない自分が行き着くところなので、僕なりのゴールは決まっていると思います。でも、そのゴールは、実は何種類もあるのではないか・・・、と思うのです。

昔を振り返り、あのときにこうしたらよかったな、などと後悔したり羨んだりすることがあります。でも、結局、今の自分に繋がっているのだから、どのような答えを出していても、すべて今の自分になっている、運命はたったひとつ決められているのだから、あのときに他の選択肢を選ばなかったのも、当然なんだろうな、と思っていませんか? どう選んでいても、結局、今の自分になっているのだと。

僕的には、あのときに違った選択肢を選ばなかったのも、運命ですが、だからといって、この先も、ずっとあのときに選んだ人生の上をなぞっていくものと決まっている、とは思えないのです。
ややこしい話ですが、選択肢はこれからも、いろんなところで出てくる、と思うのです。その時にどの選択肢を選ぶのか、それは運命ではなく、そのときの自分の意思です。どの道を選んでも、行き先はたったひとつ決まっているのだから、どの道を選んでも同じなのだ、それが運命なのだ、ということではありません。

運命とは何種類も存在していて、命の光を消すまで、ずっと選択できるものだと思うのですよね。人生の分岐点に差し掛かったときに、神さまが現れるのです。
じゃじゃ~ん。久しぶりねー。何年振りだろう。ここまでの人生ご苦労様。じゃあ、また選んでみる? 好きな道を真っ直ぐ行くんだよ。その道を真面目に生きてゆけば、また幸せに向かう分岐点を教えてあげるからね。それまで頑張れ~。

今の僕は、あのときに選んだ僕です。でも、あのときに違う道を選んでいたら、きっと今の僕は、ここに住んでいない。きっと、この先の人生のベクトルは全然異なった方向を向いているのだろうな、と思います。
どれが一番か。それは今は分かりません。だって、僕のゴールは何百種類もあるのですから。この先、時々、神さまが現れて、また人生の選択をさせてくれるでしょう。

運命は決まっている。でもそれは、たったひとつではありません。幸せの種類だって、きっと何百種類もあるのです。どのゴールへ辿り着いたとしても、きっと幸せなんだと思います。望んでいれば。
運命は決まっているけれど、それは自分の人生の運命が、ということです。だって選択肢は自分だけが選べるのであって、誰かの人生を僕は選べないもの。誰にも、それぞれの人に、それぞれの運命が何種類も用意されている、選択肢をひとつ誤ろうがいつかきっと違う分岐点で、違う幸せに向かう道に出会う。

自分の運命は、たくさんある、そんな気がします。

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