2010.3.4 雨なればこそ

湿気のせいもあるのでしょう。どうもまたまた身体の調子が悪い。腕がかなりツライです。本当に上がらなくなってきました。手を伸ばすことも厳しいので、身体を起こしたり、物を取ったりすることが上手く出来ず困っています。また進行したのか。う~。
一年前までは下肢の不便はあっても、まだまだ上肢は大丈夫だろうと思っていました。でもここ一年の進行の早さ。う~。

毎日、暑かったり寒かったり、晴れたり雨だったり・・・。随分と忙しいお天気です。晴れの日は外へ出かけていろんな景色や行き交う人を眺めるのも楽しいですが、雨の日も楽しい。雨音をじっと聞いているのも風情があります。

先日、高橋克彦さんの「火怨アテルイ」を読んで、今「炎たつ」を読んでいます。アテルイは知らなくても、大河ドラマになった炎たつはご存知の方も多いでしょう。いやあ面白い。小説なので多少の脚色はありますが、現存した登場人物の生き様が分かり、その時代に行ってみたくなります。未読の方は是非「火怨」からどうぞ。

火怨

歴史小説は事実に沿って描かれることが多いので、その時代の文化にも触れることができます。とても興味深い。「火怨」は岩手陸奥の蝦夷と、京都の朝廷との抗いを描いた物語ですが、主人公のアテルイとモレの石碑が京都の清水寺の境内に今も在るということを、友人から聞きました。なぜ彼らの石碑が京都にあるのでしょう。それは本を読めばわかりまっす。う~む。面白い~。

アテルイとモレ

猪瀬直樹さんの本も面白い。「ミカドの肖像」は戦後の荒れ果てた日本の中でどのようにミカド(皇族)は拝められ国民のなかに存在していったのか。プリンスホテルってあるでしょう?そう西部の堤さん一族。戦後の焼き荒れた世の中で、人々が奪い合うように食料を取り合っていた頃、堤氏は土地に境界線を引き、土地を守りました。土地は食料のように消えてなくなることがない。そこは大昔の天皇家の土地であったり。でも戦乱の中では誰もそれを見確かめる術もなかったのでしょう。どの土地が誰の土地なのか誰もわからない。堤氏はその土地にホテルを建てました。だからプリンスホテル。ミカドの肖像はノンフィクション。二十歳半ばに読んで唸ったことを思い出しました。

今夜も雨ですか。身体は動かしにくくなってきたけれど、それも忘れてしっとり読書もいい。ふむふむ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください