2010.2.15 アシストが一番!

毎日オリンピックを見て泣いています。メジャーな競技ではなくても、試合を終えた選手のコメントや紹介ビデオを見てうるうるしています。誰も彼もみんな、支えてきてくれた人たちへの感謝の言葉で溢れています。うるうる~。

競技前のコメントで、今までの練習やこれまでの4年間は苦しかったですね、と笑いながら話す選手をよく見ます。彼らが言葉にする、今まで辛かったというその中身は、本当に辛いものなのだということは容易に想像できます。僕らが普段口にするああ辛いとか、ああ苦しい、よく頑張ったなどという内容とは次元が違います。彼らが自ら辛かったということは、本当の苦しみなのでしょうね。僕にはとても耐えられない。
なのに、彼らは競技が終わると自分のことは語らない。みんな今まで支えてきてくれた人がいたからだと、感謝の言葉しか話さない。それも笑いながら。う~むむむっ。うるうるうる~。

スポーツにはアシストというとても大切な役割があります。僕が学生時代アイスホッケーをしていた頃、よく部員達に話しました。俺が俺がと誰もが自分がスターになりたいと点を取りに行ったら試合には絶対勝てない。得点を上げたなら、その前にパスを出した仲間に感謝しなさい、ずっとゴールを守っているキーパーに感謝しなさい、試合に出たくても出られないマネージャーに感謝しなさいと。僕は練習中でも点が入った時はパスを出した選手に声を掛けました。ナイスパス。いつも見ているからね。試合に勝った時は選手達に言いました。マネージャーを胴上げしよう。
はたち過ぎのいい大人が学ぶことは、ウサギ跳びの練習ではありません。先輩の重い防具を下級生が代理で担ぐことではありません。厳しい規律は必要ですが、身勝手な先輩風は伝統でも何でもない。

知るべきことは感謝の気持ちです。これは社会に出ても同じ。営業成績が良いのはお客さんのお陰。工場のお陰です。自分一人で物は売れない。それはどれくらいの後輩に伝わったのだろう。何人の後輩たちが僕らの伝えたかったことを理解してくれていたかは分かりません。伝わることも伝わらないことも、いろいろあります。社会でも。

一流選手になることはありません。彼らは尋常じゃないくらいの練習を重ね、とても一般人の僕達など耐えられない苦しみを耐えてきました。でも僕達にも出来ることがあります。
自分を支えてくれている人に感謝しましょう。そして今度は自分が周りの人たちをアシストするのです。出来るならば生きている間、ずっと。
オリンピックは約二週間。当分寝不足な日が続きます。うるうる。

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