2010.12.20 風こぞう

もうすぐ冬休みですねー。子供たちは楽しみだろうなあ。不真面目なおとっつあんたちも、もちろん楽しみ~。
最近、というか、随分と昔からですが、寒空の下を走り回る子供たちの姿をあまり見かけませんね。みんな勉強に忙しいのかなあ。それともおウチの中で遊んでいるのかな?

僕が小学生の頃のお正月は、凧あげやコマ回しをして遊んでいました。竹と和紙で出来た奴凧に新聞紙を細く長く繋ぎ合わせた足をくっつけて・・・。足をくっつけないと、凧がくるくる回転しちゃうのですよね。親父たちのテクニックは凄かった!
いつ頃かゲイラカイトなるビニール製のアメリカ産洋凧が出てきて、遥か高い空まで飛んで行ってました。ちいさ~くなって見えないほど。思えば空も随分と広かった。

コマ回しは、何て言いましたっけ、電信柱を使った鬼ごっこみたいなものをして遊んでいました。鬼も、逃げるみんなも、回したコマを手の平の上に乗せて、電柱と電柱を走り渡るのです。電柱につかまっている間はコマを回さなくてもよくて、移動する際は必ずコマを回して手の平の上に乗せなきゃならない。走っている間にコマを落としたら、鬼がやってくる。早く紐を巻いて、コマを空中高く投げて、それを走りながら手の平で受けて、コマが回っている間に次の電柱に辿りつかなきゃ・・・。
ま、じっと電柱につかまっていれば、別にコマを回す必要はないのですけれど、鬼ごっこは逃げるから面白い。

僕の親父は長男なので、お正月には親戚みんなが集まってきました。銀玉鉄砲ってあったでしょう? あれでよく遊んだなあ。家の中の6畳の部屋の両端に、座布団を腰の辺りまで重ねてそれぞれバリケードをつくり、そのバリケードに隠れながら、座って、敵を狙って銀玉鉄砲を撃つのです。
じいちゃんと、親父たち3兄弟と、僕と、兄の計6人。3人対3人に分かれて、銀玉鉄砲の撃ち合いなんて、今じゃ考えられないです。僕は小学生だったので銀玉が怖くて怖くて、バリケードからちょこっと手を出して、敵軍のじいちゃんのぴっかりおでこ目掛けて、ばきゅーん。

じいちゃんは、「痛いがなっ」「痛いがなっ」と手で頭を撫でるばかり。僕はお腹を抱えて笑いながら、また、ばきゅーん、ばきゅーん。じいちゃんは、「痛いがなっ」「痛いがなっ」の連発。親父たちはもちろん小さな僕や兄を狙うことはせず、お互いの兄弟を目掛けて撃ち合っています。お~、危なっ!目に入ったらどうすんの?6畳なんて至近距離じゃないか! ばきゅーん、ばきゅーん、痛いがなっ、痛いがなっ。
そうして、おバカなお正月は過ぎて行くのです。かかかっ。

もう僕は、風こぞうみたいに走り回ることは出来なくなったけれど、冬休みは病気のことを忘れて笑って過ごしたいと思います。
子供たちよ。おバカなおとっつあんにはならないでねっ。

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