2010.1.31 ルノワール

ルノワール展を観てきました。車椅子で出かけるのは勇気が要りますが、美術館には行けるときに行かないと見逃してしまうと思い、最近は敢えて出かけるようにしています。
とても疲れました。車椅子の移動と、人いきれの中で酔ってしまい、自宅に帰ってからは横になっていました。

ルノアール

でも、ルノワールは良かった。やっぱりいいな。画家が筆を走らせた軌跡を自分の目で観られるのは感慨深い。そのときの時代に行ける気がしてワクワクします。
ルノワールは13歳から17歳の頃、磁器の絵付け職人の徒弟をしていました。郷里リモージュで。リモージュ焼きで有名ですかね。色の名前でもリモージュイエローってあるでしょう。現在、パリ装飾美術館にはルノワールの絵柄が施された白磁の燭台が所蔵されています。

僕も、数年前、まだ自分の足で歩き、手の指で筆を持てた頃、陶器への絵付け学院でお手伝いをさせて頂いていました。杖を持たないと歩けなくなり、やむなく学院を辞しましたけれど。毎日生徒さんと絵付けをして楽しかった。みなさん元気かなあ。
(陶器への絵付けに興味ある方は、原宿、表参道にある「原宿陶画舎」をお訪ねください。HPは左のリンク先に貼り付けてありますのでクリック!)

何かにつけ、文化的なものに触れることはとても大切なことだと思います。命の洗濯ですかね。
以前お話しましたが、感動をたくさんした方が良いです。自分のコップの容量を増やすのです。たくさん本を読んで、たくさん映画を観て、たくさん芸術に触れて、たくさんの人と知り合って。少しのことで泣かぬよう。誰かの悲しみを受け止められるよう。誰かの力になれるよう。たくさん感じることですね。

ルノワールはリュウマチを患っていました。ロートレックも足が悪かった。後世に生きる僕たちは彼らの苦痛を知りません。彼らは絵を残し僕たちに微笑みと暖かさだけを残してくれました。疾病に苦しむ姿など、彼らの絵の中にはどこにも見当たりません。凄いなあ。僕は弱音ばかりです。なので彼らの作品にもっと触れたいと思います。もっとコップの容量を増やすのだ。
<ルノワール-伝統と革新:国立新美術館(東京)、国立国際美術館(大阪)>

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