2010.1.11 仕方ない、ことはない

咳風邪が治らず打ちのめされています。
腹筋がなく、咽の筋肉も落ちて来たので、普段でもくしゃみや咳が上手くできないのですが、風邪の咳は輪を掛けて上手く出来なので、こりゃ困ったです。ゴホンが出来ない。
こんな身体なので仕方がないか、と思ったところでふつふつと疑問が・・・。

昔から思っていましたが、「仕方ないじゃないか」という言葉をよく耳にします。あれってどうもしっくりこない。仕方ない、これほど使いやすい言葉はありません。でもこれほど無責任な言葉もありません。
何かことが上手く運ばなかった時に、仕方ないとよく聞きます。喧嘩をしているときにも聞きますね。相手が納得してくれなかったら、すぐ、仕方がないじゃないか、と言う。約束を破った時も、さももっともらしい言い訳をして最後に仕方ないじゃないかと。

仕方ない、という言葉は会話や行動や、人の動きそのものをSTOPさせる言葉ですね。いい言葉じゃない。分かり合うまで会話をし討論し意見を言い合うこと自体に意味があるのに、仕方ないじゃないか、で終わりにする。スパッと関係を切っちゃう。いやはや・・・。

僕も病気のことで言われたことがあります。車椅子に乗っている為、段差のあるところへいけないと言ったら、仕方ないじゃないかと言われました。手でコップを持つことが重くて生ビールが飲めなくなったら、仕方ないじゃないかと。
僕にそう言った人は、慰めのつもりだったのでしょうね。やりたいことが出来ないのは事実。嘆いても仕方ない。でも、他にまだ出来ることがあるじゃないかと。少々不便でも、その身体なんだから仕方がないよ。元気だせよと。
でも、冷静に考えてみてください。世の中に、仕方がない、なんてことはないです。全部意味があって、仕方ある、のです。

僕は好きでこの病気になったわけではありません。階段も上がりたいし、段差のある店にも行きたい。生ビールもでっかいのをグイっと飲みたい。出来ないことを自分で、仕方ないとは思いたくない。そんな簡単に答えを決めてしまってたまりますかってことです。
解決の糸が見えないときに、ふと、仕方ないじゃないか、と言っていませんか? 先輩にも後輩にも友人にも知人にも。すぐ、仕方ないじゃない、と答えていませんか? 邪魔くさいなあとか思ったらすぐ口から出ていませんか? 仕方ないだろう、って。

僕が言われることはまだいいです。でも、僕が誰かに言うときには気をつけようと思います。慰めのつもりで言っても、実際はその場を早く治めたいが為の、自分の都合からでた言葉であるということをちゃんと知ろうと思います。
仕方ないじゃないか、と言われても、仕方なくないもん、と思っている人は案外多いのではないでしょうか?

何をブログに書いているのだか・・・。咳で唸っているのだから仕方がないでしょう。あ、いや、仕方あります。風邪でまともな思考が働かないということですな。
でも、ホント、仕方ない、という言葉は注意して使うようにします。
ゴホン。

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