2009.12.23 サンタさんへお願い

今から10年ほど前になるでしょうか・・・。
スキーが好きで毎年行っていたのですが、太ももの調子がおかしいと感じた時がありました。
学生からアイスホッケーを続けてきた僕は、足の筋肉には自信がありました。一日や二日のスキーなどでへばる足ではないと。でもそのシーズンは、一日目のスキーで太ももが疲れてしまい、夜には酷い筋肉痛で旅館の階段を下りられないくらいでした。

転勤で横浜へ引っ越して来てアイスホッケーをやめたので、運動不足かなと軽く考えていましたが、どこかで太ももが筋肉痛なんて有り得ないのに、とも思っていました。僕以上に運動をまったくしない周りの友人は何ともないのに、僕は筋肉痛でヘトヘトでした。
今考えれば、もうALSは始まっていたのかなと思います。発症はしていなくても、筋肉をつくる機能は低下し、どんどん衰えていく障害は始まっていたのでしょう。
今考えればですけれど・・・。だって、毎年スキーに行って何ともなかった身体が、急にある年に、たったの一日のスキーで歩けないほどの筋肉痛になったのですよ。

振り返れば、そこ辺りから僕の身体はどこかおかしかった気がします。爪先立ちが出来ないとか、ダッシュして走られないとか、スキップが出来ないとか。次々に異変は起こりました。
病院へ行き検査し、ALSの認定を受け、身体障害者手帳を交付されたのは、ほんの去年の初夏のことです。そこで本当に自分の病気を認めました。でも振り返ればずっと昔から身体の異変は起こっていた。何てことだ。もっと早く打つ手はなかったのでしょうか。半年後、一年後はどうなっているのだろう。

現状を書きとめましょう。
今はベッドの中で足を伸ばすことが出来ません。毛布一枚も痩せた足には重いのです。靴下が履けない。ズボンを履きチャックが上げられない。手の指でつまむという動作は難しくなりました。服の袖に腕を通せない。ボタンをとめられない。仰向けでは本当に息が苦しい。呼吸系の筋肉にも萎縮が見られます。腕が肩から上にはあがらない。コップが重い。蕎麦やうどんの麺を持ち上げられない。重い。そうだ、缶ビールのプルリングも指で開けられなくなってきた。ほんの2~3ヶ月前は缶コーヒーの硬いプルリングも指で開けられたのに、今は柔らかいアルミ缶でも開けられない。ペットボトルのフタを回せない。段差を上がれない。好きなお店にも、旅にも行けない。

いや、もうやめよう。虚しくなる。まだパソコンは打てるじゃないか。毎回愚痴るブログになってますね。
来年の同じ日、症状が今日のそれと変わっていなければ良いけれど・・・。
ずっと一日中、何をしていても病気のことを考えているのは疲れました。健康がいい。普通がいい。

街はクリスマスです。
サンタさんへお願いしよう。
せめて・・・。子供たちの未来にこんな病気は要らない。

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